自殺について

きょうは庄司薫『僕の大好きな青髭』から47年であるし、作中と同じく草舟は海に沈んだので、ウキウキと新宿でも迂回して帰ろう!としていたのだが、仕事でとんでもないミスをしたのでひとりで猛省中。 猛省のお供に、ひとりのもの思いを助けてくれそうな本た…

空気の感覚

久々に院生時代の先輩に呼び出され、思い出話や近況などを取り留めなく話す。 帰り際、駅の近くの路面店を覗いたりしてウロウロしていたのだけれど、とんでもないことに気がついてしまった。 というのもこの感覚、隣にいる、しかし存在を感じさせない空気み…

イケメンの涙

もう5年も前のはなしだけれど、詩人として有名になった女性の先輩とたまたま出くわしたことがありました。そのまま食事をして、新宿から中央線下りの最終電車に駆け込んだものの、車内は満員で、ニンフの雰囲気も併せ持つ先輩が被ったフェルトの帽子が、わた…

くるみのはなし

大学院生の頃、決まった指導教官がいたのだが、学部時代からのよしみで無理やり入れてもらったようなもので研究テーマも全く関係していなかったので、最終的にはその先生を含めて3人の先生に論文を見てもらっていた。3人のゼミがすべて同日に固まっていたの…

公共と営利

先週、営業に行ったものの担当者に会えず、休憩明けを待って、30分ほどお店の中をウロウロしてしまいました(書店営業はノーアポのことが慣習的に多い。)(私みたいな挙動不審人物が長時間ウロウロして、お客さんにギョッとされたのではないか…)と申し訳な…

うれしかった話

取引先の会社でゴタゴタがあり、そこで働く知人に声をかけて近況をお聞きしようとしたのですが、いざ安居酒屋に入ると、仕事の話なんか10秒で終わり、ふたりで「非リア充自慢」交戦を繰り広げて、純粋にたのしかった。 知人に対しては、仕事上でももちろん…

Sの話。

25歳ぐらいのころに、人生の折り返し地点を感じた瞬間があります。 というのも、新たに知り合う人にたいして「あっ、○○さんに似ている」と<既知の人>がすぐに思い浮かぶようになったのがそのころだったからです。そのころからわたしはめったにびっくりし…

ゼンザゼンザ

わたしはだれでしょう。 友達に「ほぼ日のようなもの、やりたい!」と言われ、とりあえず(←口癖)ブログを開設したものの、多忙で更新ができない様子だったので、「とりあえず」準備がととのうまでは、わたしの戯言を垂れ流すことにしました。 *「垂れ流す…